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Wワークと言えばコールセンター!?Wワーカーの生活スタイルの実体とは!?

コールセンターで活かせる経験やスキル

目次

Wワークとは?

Wワークとは、2つ以上の仕事を掛け持っている状態を言います。どちらかが本業というわけではなく、どちらの仕事も同じくらいの時間のかけ方、給与のときに用いられる働き方で、アルバイトやパートなどの非正規雇用を掛け持ちしている際に用いられます。最近は、正社員で会社勤めをしていながらも、勤務が終わった後や土日や休日を利用してアルバイトをすることもWワークと呼ばれる場合もあります。

どんな人がWワークをしている?

実際にどのような人がWワークをしているのが多いかと言うと、正確なデータはありませんが、学生よりも、社会人が行っている場合が多いようです。主な目的は以下の項目に分けられるようです。

生活のため

一つのアルバイトや本業だけでは生活が厳しい場合、他に働いて収入不足を補います。例えば、月々の生活費、カードローンの借金返済、住宅ローン、子供の養育費など、生活の足しにするようです。また、将来の出費や不安、老後に備える人もいます。

明確な目的や目標のため

「海外留学・旅行のため」「引っ越し資金のため」など、目的や目標があってWワークをする人がいます。働く動機やある程度の働く期間がはっきりしているため、モチベーションが持続しやすいようです。中には「子どもの保育園に入れるための条件をクリアするため」という人もいるようです。

経験や好奇心のため

お金よりも「他の仕事をやってみたかった」「スキルアップになりそうだから」といった理由でWワークをする人もいます。例えば、ロート製薬では、積極的に社外で働くことを奨励しています。社員の経験値やスキルアップを期待し、本業でのリターンを狙っているようです。

空き時間を有効に使いたい

「子供が小学校に入ったから」などという理由で社会復帰をする主婦も多くいます。昼間十分働いて、子どもたちが帰るころに仕事を終わらせる…ことで、収入も確保して、家族の時間も大事にできます。

Wワークで働く人の生活スタイルは?

メインの仕事とサブの仕事を分けて、スケジュール調整や管理をする人が多いようです。

曜日で管理

例:メインが週4日でサブが週2日で働く。平日勤務がメインで土曜祝日にサブで働く。

時間で管理

例:メインが9時~15時、サブが17時~22時の勤務。朝6時30分からの早朝バイト、そのあと10時から他のバイトへ。

その他

メインの仕事の空いた日に単発でサブの仕事を入れるなど。

Wワークとして働くメリット、デメリットとは?

Wワークの最大のメリットは収入の増加です。例えば、時給950円で週に2日~3日のアルバイトをすることで、月に2~3万円の増収が見込まれます。また、Wワークをする仕事内容にもよりますが、自身の仕事のスキルアップにもなりますし、他の業種の人と知り合ったり、リフレッシュにもなったりします。

Wワークのデメリットは、身体的・精神的に負担が増えることです。労働時間が長くなると、体を休める時間がなくなり、疲れやストレスがたまりやすくなります。そのため、Wワークを始める場合は短時間の勤務からスタートしてみるといいでしょう。

Wワークに適した仕事とはどんなものがある?

多種多様の仕事がありますが、仕事の掛け持ちをするといった観点では、比較的体力の消耗にならないものがおすすめです。以下、自分に適したものがあるかどうか参考にしてみてください。

日雇い労働

1日だけ雇われて働く単発の仕事です。倉庫整理や交通整理、試験監督といった肉体労働から、パソコンを使った打ち込み作業、工場での仕分けなど軽作業もあります。仕事内容は派遣会社など紹介してくれる所や時期によって変わります。

飲食店・居酒屋

ファーストフードや居酒屋などは未経験者でも、すぐに働きやすい仕事です。接客と調理に分かれているところが大半ですが、料理のことや接客マナー、社会人としてのマナーが身に付きます。

コンビニエンスストア

コンビニエンスストアでは短時間や早朝・深夜の募集も多いので、Wワーク初心者には適しています。

引っ越し

引っ越しは土日に作業するケースが多いので、土日の空いている時間を有効に使いたい方にはうってつけです。しかも高時給のところが多いです。力仕事なので、男性向けの仕事です。

投資

株式やFXなどで稼ぐ方法もあります。今やスマートフォンやパソコンがあればいつでもどこでも取引ができますので、時間の余裕がない人や体を動かすのが苦手な人に向いています。得をすることもあれば、損をすることもあるので、知識や情報が必要です。また定期的な収入の見込みはありません。

クラウドソーシング

WEB上でやりとりする仕事がほとんどなので、WEB系の知識や技術がある人とには向いています。例えば、ライティング、デザイン、イラスト、プログラムなど仕事内容は実に豊富にあります。在宅で作業ができるものがほとんどですが、収入はまちまちです。

事務

オフィスで働く仕事はWワークでも女性に人気です。例えば、事務やコールセンターでの電話の受信・発信、受付などです。例えば、派遣会社に登録し、自分のスキルやスケジュールなどを伝えておけば、自分の都合に合った就業先を紹介してもらえるでしょう。

コールセンターはWワークとしておすすめ!

コールセンターはWワークに適した仕事と言われていますが、どう言った点が魅力なのかご紹介します。

働く時間帯がはっきりしている

ほとんどのコールセンターがシフトを組んで仕事をしています。そのため、他の時間の予定が立てやすいというメリットがあります。コールセンターの仕事がない時間帯や土日に働くことが可能になります。

時給単価が高い

一般事務に比べ、コールセンター求人の平均時給はやや高い傾向にあります。実際に東京都心では、1,700円~2,200円といった高時給の求人が多数あります。営業主体のアウトバンドの仕事では成績次第でボーナスが加算されることもあり、さらに収入アップがのぞめます。

働く環境がよい

冷暖房完備のオフィスで座ったままで仕事ができます。また、休憩時間も確保されているので肉体的消耗が少なくてすみます。

Wワークを禁止していない所が多い

掛け持ちを禁止している会社は、業務時間中の持ち込みを懸念している理由も一つです。この点については、コールセンターは全く気にしていません。というのは、コールセンターでは厳しいコンプライアンスを設けているため、働く人が受電室に私物を持ち込むことができないからです。そのため、勤務時間中はコールセンターの仕事だけをしているだろうという大前提があるので、Wワークを容認する所が多いのです。

Wワークの注意点! 税金対策と副業禁止規定?

非正規雇用(パート、アルバイトなど)を掛け持ちしている場合は、年間所得が103万円になると、所得税の課税対象となります。また、配偶者の控除を受けている主婦や主夫の人は、年間所得が103万円を超えると配偶者控除を受けることができなくなります。そのため、配偶者控除に入っている人がWワークをする場合、年間所得が103万円以下になるよう調整した方がお得です。また、正社員としての本業がありながら、もう一つの仕事をする場合です。この場合はもう一つの仕事の所得が20万円を超えると所得税の対象となり、確定申告が必要となります。そうすると住民税の額が給与に比べて多くなり、勤めている会社にバレてしまう可能性がでてきます。対策としては、確定申告の際に住民税を自分で納付する「普通徴収」に切り替えることです。

会社によってはWワークを禁止している場合もありますが、それはあくまで会社の就業規則に定められている話。法的に何らかの罪に問われることは基本的にはありません。ただ、中には就業規定が効力を発揮するWワークもあります。例えば、勤めている会社と同業他社での勤務で本業に支障をきたしたり、1日の半分以上、本業とは別の仕事に費やしたりした場合、就業規定が効力を発揮し、会社から解雇される場合もあります。後々もめないよう事前にWワークのことを会社に伝えておくのも一つの選択肢ですが、その義務はありません。

まとめ

Wワークをしたい場合、目標や目的を明確にしてから行うのが賢明です。掛け持ちしている仕事のスケジュール調整は思いの外、大変。それぞれの仕事に振り回されないよう余裕をもって予定を立てましょう。また、体調管理も重要です。睡眠不足が続いて、すべての仕事に支障がきたすことがないよう、Wワークの辞め時も同時に考えましょう。

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