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標準語で話すための方法6選!イントネーションを直すために必要なことは?

標準語

目次

そもそも訛りが不利になる場合って?

基本的には、日常生活において方言や訛りが不利に働く場合はほとんどありません。しかしながら、アクセントの付け方で、相手が違う言葉や意味に取ってしまう場合もあります

例えば「ハシ」だけでも「橋」「箸」「端」があり、地方によってアクセントを付ける部分が異なります。

また、地方ならではの表現方法を使うと、相手に正しく伝わらないこともあります。

例えば北海道~東北では「ごみを捨てる」という意味で、「ごみを投げる」と言いますが、「投げる」とそのまま使ってしまうと標準語を話す相手には伝わりませんよね。

営業職や接客業においては、お客様や取引先に異なった意味で伝わってしまうと話がこじれたりすることもあるので、標準的なアクセントを身につけたほうが無難でしょう。

今回は、標準語で話すためのポイントを解説します!

訛りを直す方法5選

訛りを直したい…そんな方へ、ここで5つの方法をご紹介します。

1. 周りが標準語を話す環境に身を置く

耳から聞いた言葉は自然と身につくものです。聞いているだけで英語が習得できる教材で実績があるように、周りが標準語を話す環境にいることで自身の方言も自然と改善されるでしょう。

“生まれも育ちも東京”という友人を作ることで、標準語を聞くだけでなく、ご自分の訛りを指摘してもらったり方言を正してもらったりすることもできますね。

所在地が東京の会社に勤めることもおすすめ。社内のほとんど全員が標準語で会話をして仕事を進めていくので、ビジネス用の標準語も習得できるようになりますよ。

2. テレビやラジオのニュースを聞く

自宅でできる簡単な学習法のひとつが、テレビやラジオのニュース番組を視聴すること。

しっかりとした研修を受けたアナウンサーが読んでいる原稿は、正確な標準語で話されています。

自分のイントネーションやアクセントと違う単語があったら、それは自分が間違っているということ。アナウンサーのアクセントを真似るだけで、自然と標準語のアクセントが身につきます

3. アクセント辞典を使う

日本語の正しいアクセントを記号で示してくれているのが「アクセント辞典」。アナウンサーや声優を目指す人には必需品と言われているアクセント辞典ですが、訛りを直すのにも役立ちます。

記号だけでは分かりにくいという方は、音声CDが付いている辞典もあるのでチェックしてみてください。記号の読み取りを間違って、そのまま不正確なアクセントの日本語を覚えてしまうこともあるので、CDがついている辞典を買うのはおすすめですよ。

また、スマホ用のアクセント辞典のアプリもあるので、重たい辞典を持ち歩かなくてもスマホで調べられるものもあります。ちょっと気になった時に気軽に調べられるのが便利ですよね。

4. 話し方教室に通う

日本語の発音・発生に特化したレッスンを受けられる教室があるので、そこに通うことも標準語習得にはおすすめ。

プロの先生に自分の言葉をチェックしてもらって正しく直してもらえるので、独学よりも身につきやすいと言えます。

また訛りや方言だけでなく吃音や滑舌なども指摘してもらえるので、人前で話すことが苦手な人にとっては一石二鳥。

さらに、発声についても同時に学ぶことができるレッスンもあり、プレゼンや面接など大事なシーンに備えて通うことで自信もつきそうですね。

一日単位のセミナーや研修も行われているので、定期的に通うまえにお試しで行ってみることもおすすめです。

5. とにかく標準語を話す!

生まれも育ちも東北の筆者の実体験としても、とにかく標準語を話すことが標準語マスターへの近道だと言えます。

聞くだけでなく、やはり口にすることで、正しい標準語が身につくと思います。私の場合は大学や新卒で勤めた会社で、周りが標準語を話す環境だったため、自分も標準語を話さざるを得ない状況でした。

とにかく話すことで、自分のアクセントの間違った部分にも気づくことができましたし、周りからの指摘にも繋がりました。耳から聞いて、目で調べて、口で話すことで、標準語を身につけることができるでしょう。

それでも訛りが抜けない…取り急ぎの対応など

「とりあえず今日を乗り切りたい」というとき、ありますよね。そんなときは相手の言葉を繰り返してしまうのも一つの方法です。

例えば、「今日は外が晴れてますね」と言われたら「晴れてますね」とイントネーションを真似して返してしまえば、標準語を真似しているので自然と標準語になっているはず。

また、英語の勉強に通ずるものがありますが、よく使う単語だけでも標準語のイントネーションや言い方を覚えてしまいましょう。取り急ぎ今日だけであれば、乗り切れるかもしれません。

まとめ:標準語を身につけて自信を!

お国言葉である方言はもちろん素晴らしいものです。本来なら、無理して直すことはないものだと思います。

しかしながら、他の地方の人と話すときは誤解を生まないためにも標準語で話したほうが無難ですよね。

もちろん仕事においても、職種や使用シーンによっては、イントネーションやアクセントがきれいなほうが相手に好印象を与えます。

正しくきれいな標準語が身につくと、話すことに自信にも繋がります。標準語を身につけて、時には使い分けて人と接したいですね!

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この記事を書いた人

鈴木 翔太のアバター 鈴木 翔太 コールナビ事業責任者

出版社、ITの総合商社でのテレマ(アウトバウンド)経験を3年積んだのち、求人メディア・人材紹介事業の立ち上げ、運営に携わる。現在コールセンターに特化した求人サイト「コールナビ」事業の責任者として運営しています。

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