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最終更新日: 2016年09月06日
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SNS時代のリスク対策術

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デマ情報に注意、リツイートしただけで罪になる!?

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こんにちは。コールナビ危機管理広報部のおおつきです。

台風の影響で荒れた天気が続いていましたが、台風一過でようやく晴れ間がのぞき、残暑の暑さが戻ってきましたね。

今回の台風は、観測史上はじめて東北に上陸したということで、その被害も大きかったようです。


さて、災害時に重要になるのは、最新の情報を手に入れて有事に備えることですが、そんなとき役立つのはtwitter。

リアルタイムでわかる情報は大変ありがたく、どのように対処するかを検討するのに非常に役立ちますが、反面、悪質なデマ情報によって混乱に陥ってしまうケースもあります。


今年4月の熊本地震では、「ライオンが逃げた」というデマ情報を流した男が逮捕されました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1607/21/news087.html



デマを流したことで逮捕されたのは国内初です。

警察には、「ライオンが逃げていて避難ができない」と問い合わせがきたり、動物園も100件を超える電話対応に追われ、獣舎の点検に遅れが出るなど被害が発生しました。


神奈川県に住む20歳の男が、偽計業務妨害の疑いで逮捕されましたが、本人はtwitterがリツイートされ一気に拡散していくなかでも、危機感をもったようすもなく、「2まんあざーっす!」「リツイート楽しいw」などのツイートを繰り返していました。



今回の画像は、元々は別のtwitterで話題になっていたものです。

https://twitter.com/zerojirou/status/720438631131783169



ネット上では、このように話題性のあるものをネタにして発信することは日常茶飯事ではあり、逮捕された男も本当に軽いジョークのつもりで投稿したのかもしれません。

しかし、いくら離れた地とはいえ、災害で被害にあっている人たちが混乱に陥っていることが予想できるなか、このようなデマ情報をツイートすることは、当然のことながら不謹慎で非常識、危機的意識があまりにも低い行動です。

このような災害時の問題ツイートは後を絶ちませんが、「やって良いこと」「やって悪いこと」の基準がわからず、投稿内容が及ぼす影響についてもきちんと考えることもせずに、問題を起こしてしまうんですね。




デマ情報のリツイートも罪になる!?

今回の逮捕者は、元ネタを悪用してのツイートになりますが、では、そのようなデマ情報を拡散させてしまった人たちは罪に問われるのでしょうか。

情報が明らかにデマとわかっていて面白半分でリツイートや引用した場合は、当然法的な責任が発生します。

そのデマを真実だと信じてリツイートした場合には罪に問われることはありませんが、根拠のない投稿や、一般的な見方をもってすればデマとわかる内容を「真実だと思った」と主張しても、裁判では認められません。

信用毀損や名誉棄損、業務妨害などで責任を問われて、損害賠償責任を負う可能性もあります。


リツイートや引用など「ネタ元は自分ではないから」という言い訳は通りません。リツイートや引用だとしてもそれを自分発信で投稿した以上、最終的には「投稿した人」が責任を持たなければいけません。


自分が罪に問われるリスクも考え、きちんと情報のネタ元や真偽を確かめ、信頼できない情報は安易に拡散しないという慎重さを身につけてください。



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