コールセンターでは、様々な経歴な人が働いています。
早稲田大学や慶応大学の学生もいれば、フリーターもいますし、妊娠中の方やバンドマンの人などなど…。とにかく多種多様な人達がバリバリと電話対応をこなしています。
本日は私がコールセンターに勤務していた時に出会った、おもしろい経歴を持っている方をご紹介します!
介護職⇒水商売⇒コールセンター
24歳 女性
介護の専門学校を首席で卒業後、介護の世界で仕事を始めたTさん。話し方が非常に優しく、職場でもおばあちゃんおじいちゃんに愛されてきたのだろうなぁという印象を受けました。
そんな優しい話し方とは対極に、チャレンジ精神が非常に旺盛なのもTさんの特徴です!
介護職を2年続けたころに「華やかな世界が見たくなった」ことを理由に、キャバクラでの副業を開始しました。負けず嫌いな性格なので、「お店で一番を獲る!」と決意し、あれよあれよという間にお店でNo.1に…!
その後はキャバ嬢として「もうやりきったかな」と感じ、同時に介護の仕事にも見切りをつけ、コールセンターでのアルバイトを始めました。
キャバ嬢をやめた理由としては「キャバ嬢は華やかではありましたが、精神的にも体力的にもきつかったです。お店に出ている時間外でもお客さんからのLineが鳴りっぱなしでしたし…。勤務の前後にはアフターや同伴があり、忙しかったので、自分の時間を確保したい、という思いが出てきたんですよね。
あとはずっと続けられる仕事ではないなぁと感じていたのもあります。そしてなにより水商売だと、ストーカー被害とかもザラにありますからね。」と話してくれました。
次の仕事としてコールセンターを選んだ理由は「時給が他のアルバイトと比べて高かったからです。キャバクラ時代に稼いでいたので、とにかく稼げないアルバイトは嫌だったんですよね(笑)コールセンターは水商売と一緒でインセンティブもあるし、お客様に顔もばれないので、ストーカー被害もありそうもないし(笑)いいなと思いました。」とのこと。
次に「昼間に働けるからいいなぁと思って。」そうですね、居酒屋に限らず飲食店は夜のシフトもありますもんね。コールセンターは遅くても20時頃には終わる会社が多いのではないでしょうか。
実際にコールセンターで働いてみてどうだったかを尋ねてみました。
「最初の2週間は1件も獲れなくて…。本当に落ち込みました。けど、ここで負けるわけにはいかない!と思いましたし、水商売で接客+営業活動みたいなことをしていたので、私にできないわけない!って自分を奮い立たせていました。
最初の頃はうまくいかないことが悔しくて、コールセンターのトイレや家で泣いたこともありましたよ~」
No.1キャバ嬢も、人知れず涙を流していたということなんですね。
「私はコツを掴むまでに少し時間がかかりましたが、慣れてきたらどんどん獲れるようになってきましたね。キャバクラ勤務や介護のお仕事の経験から、人の気持ちを察することは得意でしたし、キャバクラでも押したり引いたり心理戦もしていたので、その辺は電話営業でも活用ができました。
それにキャバクラより、精神的にラクですね!キャバクラと同じ位!とはいえませんが、コールセンターのインセンティブもかなりのものです!それに、結果を出せば給料も上がりやすいなと感じています。」と話してくれました。
責任感が強く、成績が良かったTさんは、今では正社員としてコールセンターで働いています!今後の目標を伺ったところ、「教育担当」として、後輩を育てていきたいとおっしゃっていました。
実は私、コールセンターに勤務し始めた頃、Tさんの隣の席で、毎日いろいろ教えてもらっていたんですよね!
わからないことがあると、Tさんに質問をして、お客様対応もTさんの真似をしていました(笑)
しかしTさんの臨機応変さには到底かなわず…。水商売の経験からか、頭の回転の良さがピカイチなんです。ちょっと困ったお客様でも、キャバクラでの対面営業(?)をしていたTさんにかかれば、なんてことありません!
面倒見もよくて、しっかりもののTさんなら、名教育担当になること間違いなしです!今後の益々のTさんの活躍が楽しみです♪
現在、「水商売をしてるよ~!でも大好きな彼に反対されちゃって…」などとお悩みのあなた。次はコールセンターなんていかがですか?Tさんのように活躍できるかもしれませんよ♪