高時給・高インセンティブで有名なコールセンターでのアルバイト。コールセンターでは、アルバイトから正社員になり、その後トントン拍子で責任者に昇格していく方が多いことをご存知でしたか?
コールセンターでのお仕事は、学歴や経歴は関係ないことが多く、あなたの営業スキルや接客センスを評価し、責任ある管理者ポジションをどんどん任せもらえます。「前職はフリーターでした♪」という方が、今ではバリッとスーツを着て丁寧にお客様の電話対応をし、部下のサポートも欠かさない優秀な営業マン!なんてことも多く見られます。その一方、「某有名大学卒、教職も持っています!」なんていう、エリートコースまっしぐらの責任者がいるのも面白いところ。とにかく過去の経歴は関係なく、「今の実力」をきちんと見てもらえるのがコールセンターでのお仕事です。
さて、コールセンター内にはどのような役職があるのでしょうか?コールセンターでのあなたのキャリアパスは?コールセンターによって、役職やその名前もマチマチだと思います。今回は都内にある某大手コールセンターの役職を参考に、ご紹介します!
1
トレーナー(係長相当)
一般社員から、ひとつ昇格したポジションです。直属の上司にあたるマネージャー代理のサポートをする立場になります。簡単に言うと「副班長」みたいなものです。班長が10人程の一般社員やアルバイトをまとめるさいの、補佐役ですね。私の経験上マネージャー代理よりもトレーナーの方が、一般社員に近い存在なので、仕事の疑問点や相談などもしやすく、一般社員に気軽に頼ってもらえる存在だと思います。班の潤滑油のような立場で、マネージャー代理の手助けと後輩たちの指導を担当します。マネージャー代理はお客様対応に追われていることが多いので、班長の手が届かない部分をケアしていくと重宝されるでしょう。
2
マネージャー代理(課長代理相当)
いわゆる「班長」です。10名程度(人数は会社による)の部下を運営していくことになります。トレーナーと比較してやりがいが、増してきましたね!自分のチームの運営なので、もちろんチームでの数字を管理していく立場になります。数字を毎月達成するために、細分化した計画を立てて、チームを盛り上げていきます。後輩たちのモチベーションをキープしながら毎日の業務を進めていく必要があるので、トレーナーとの協力や情報共有も欠かせません。また、部下の教育も仕事の1つで、数字が伸び悩んでいるメンバーがいたら、トレーナーと一緒に問題点を探っていき、営業成績が上げられるよう、技術面・精神面からケアをする必要があります。部下のお客様対応で不備があれば、電話を代わって対応することもある重要で、大忙しなポジションです!
3
マネージャー(課長相当)
5名程のマネージャー代理を直属の部下とし「課」の舵をとる立場になります。マネージャー代理のチームメンバーの面倒もみていく必要があるので、部下の数はザッと50名程になるのではないでしょうか。一気に部下の人数が増え、マネジメント力が試されます。自分の課の全体の数字を追っていくことが、メインの仕事になるので、数字の伸びないチームがあれば、そのチームの問題点を洗い出し、改善を促します。また、マネージャー代理で処理しきれなかったクレームのフォローや対応を担当するなど、お客様対応の点でもより「質の良さ」が求められるようになってくるのが特徴です。「責任者に代われ!」と言われた時に、基本的にはマネージャーで対応を終われるようにしなければいけませんので、責任重大ですね!毎朝の朝礼を担当し、自分の課の進捗情報を共有したり、やる気を保たせる言葉をかけたりと、課の要になる存在です。
4
部長
アルバイトから部長になる!そんなの有りえないって思っていませんか?コールセンターであれば、実力次第でそれも可能です。部長になると、いくつかの課をまとめていくので、部下は100人以上です。部の全ての判断を下していく必要があるので、素早い判断力などのスピード感も大切になってきます。部長クラスになると営業力も天下一品で、苦情対応の入電から契約を獲ってしまうほど!一つの部を守るドンとして、オールマイティーな能力が求められるポジションです。
今回は、ひとまず部長までのキャリアパスをご紹介いたしました。
え?部長より先のキャリアアップの道も知りたい?? その意欲があれば、すぐに責任者になれちゃいそうですね♪
コールセンターでのキャリアアップの道、想像ができましたでしょうか?
一般社員からマネージャー代理に飛び級で、しかも3ヵ月で昇格した!というような話も良く耳にします。
挑戦してみたい!と思ったら、吉日★
管理職の経験がないから…コールセンターの経験者ではないから、と尻込みする必要はないですよ!
ぜひコールセンターでのお仕事を調べてみてくださいね♪