シフト制とは?
シフト制とは、働く時間や日程・曜日などを一定にせず、複数の勤務時間や曜日にて働く働き方のことを指します。働く日や曜日が固定されていなく、1日や1週間などの一定期間ごとに、働く時間が変動、もしくは働く曜日や日程が変動します。正社員・契約社員・派遣社員・アルバイトなどの雇用形態に関係なく、導入されている勤務形態です。
では、シフト制とは一体どのようなものなのかを、細かく見ていきましょう。
人によって、出勤日(曜日)や時間が異なる
シフト制とは、人によって出勤日や出勤時間が異なる勤務システムです。暦通りの勤務だと土日休みとなりますが、シフト制だと平日が休みになることもあります。
レストランやスーパーなど、営業時間が長く、同じ人が開店から閉店まで勤務するのが難しい場合に採用されている働き方です。
例えば、お店の営業時間が朝8時から夜の22時までだとすると、8時から16時までの勤務をする人、14時から22時の勤務をする人に分かれて勤務をするといった感じです。
シフト制の場合は、1日の労働時間が8時間を超えると残業が発生
好きな時間を決めて働くことができるシフト制であっても、時間の上限は決まっています。労働基準法という法律で一日の労働時間は8時間と決まっており、8時間以上の勤務は時間外労働となり、残業代が発生します。
アルバイトでも残業が起こりやすい仕事はあるもの。しっかりと決まった時間で働きたい方は残業が発生しにくいアルバイトを選択すると良いでしょう。
特にオフィスワーク系のアルバイトは残業が発生しにくい環境であることが多く、しっかりと決めたシフト内で働きたい方によく選ばれています。
中でもコールセンターの発信業務は残業が発生しにくいとも言われているようなので、一度チェックしてみるのも良いかもしれません。
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固定シフト制、希望シフト制、フリーシフト制がある
シフト制にも、勤務先側で働く曜日や時間などが決められている固定シフト制と、自分の希望した日や時間に働くことができる希望シフト制・フリーシフト制などがあります。
このようにシフトにも種類がありますが、希望シフト制・フリーシフト制は企業によって定義がバラバラであることも多いので、完全に本人の希望を受け付けてくれるのか、部分的に希望を反映してくれるだけなのかなど、求人応募の際には応募先にしっかりと確認すると安心でしょう。
シフト制のメリット・デメリット
シフト制で働くことによる、メリット・デメリットを見ていきましょう。
シフト制のメリット
一般的に言われるシフト制のメリットとしては、勤務時間によって朝のラッシュ時の満員電車を避けられることや、平日に休みを取りやすいことが挙げられます。
そのため、病院に通うことや、役所での手続き、イベント、リゾート地へ旅行など、比較的空いている時期を選ぶことができます。
希望シフト制であれば、自分のプライベートの時間をベースにして仕事量を調整できるのでプライベートを重視している方は、非常にメリットがあると言えるでしょう。
- <シフト制のメリットまとめ>
- ■シフト時間によっては満員電車に乗らなくてもよい
- ■平日休みをとりやすいため、病院、役所、銀行などに行きやすい
- ■自分の都合で予定が立てられることが多いので、混雑を避けて旅行に行ける
- ■学業や主婦業などとの両立をさせやすい
シフト制のデメリット
良さそうなシフト制ですが、もちろんデメリットもあります。 希望シフトは決められた期間ごとに勤務時間の希望を出せるので、直近の都合をつけやすいですが、シフトが決まっていない先の予定は立てにくい傾向にあります。
シフト制を採用している企業は接客業が多く、土日祝日やイベントシーズンなどの繁忙期には休みがとりにくい業務形態でもあります。そのため繁忙期と重なる、暦通りの勤務形態の人とは休みを合わせづらいところがあります。
ただし、休みの部分は従業員同士で調整できる場合もあります。規模が大きい企業であればその点も融通が利きやすくなるので、休みを重視する方は規模の大きい企業で働くのもひとつでしょう。
- <シフト制のデメリットまとめ>
- ■土日祝日の休みがとりづらい(特に接客業、サービス業)
- ■暦通り勤務の人と休みを合わせにくい
- ■土日祝に開かれる子供、家族、親戚のイベントなどに参加しにくい
シフト希望が通りやすい?オススメの職業
ここまでシフト制のメリット・デメリットについてお伝えしてきましたが、デメリットは少しでも少ない方が良いですよね。特に希望シフト制の仕事を選択される方はプライベートとの時間の調整を上手にしたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
そんな方にオススメしたいのはコールセンターなど、たくさんの人が働いている職場です。例えばコールセンターの場合、1つのコールセンターにたくさんの人が働き手として在籍していることが多いです。人数が多い分、人員の調整もしやすく、他業種と比べて比較的シフトの希望が通りやすい傾向にあります。
支社があるコールセンターであれば、拠点の人数だけでなく会社全体で出勤人数を見てくれるところもあるので、更に希望が通る可能性が高い職場も存在します。
コールセンターは全国に数多くあり、全てのコールセンターが同じ条件であるとは限りません。自分が求める働き方ができるのか、求人サイトの求人情報はもちろん、その業界の動向や、会社の経済状況、そして、転職サイトの口コミなどもチェックしてみるといいでしょう。
コールナビでは厳選した求人情報を掲載しているので、気になる方はこちらもチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?シフト制の仕事について、ご理解いただけたでしょうか?これから面接を控えている方はこちらの記事もぜひチェックしてみてくださいね。
どの仕事にも、メリット、デメリットはありますが、コールセンターのように大人数の職場では、比較的シフト制のメリットは享受しやすいのではないでしょうか?
自分がどの点を重視して仕事を探しているのかによって、職場選びも変わってくると思いますので、譲れない条件や妥協できる条件は認識しておくと良いでしょう。
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