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「ファミコン敬語」使っていませんか?意外と知らない?!正しいビジネス敬語

ファミコン敬語

社会人になって敬語ができている!と思っても、意外とビジネス敬語ではNG言葉を使っているかもしれないですよ。

「バイト敬語」は別名ファミリーレストランやコンビニエンスストアの頭文字を取って、「ファミコン敬語」とも呼ばれるそうです。

そもそもファミコン敬語とは、お客様をとりあえず不快にさせない、一見丁寧な印象のバイト敬語のことです。

今回はお客様を不快にさせる「バイト敬語」ではなく、正しい「ビジネス敬語」をご紹介します。

目次

◯◯のほう

✕「お見積もりのほうを作成いたしました。」

○「お見積もり作成いたしました。」

「◯◯のほう」というのは、方向を示すときに使う言葉です。お見積もりは方向を表す言葉ではないため、「◯◯のほう」という言葉を使うのは適切ではありません。

◯◯を頂戴する

✕「お名前を頂戴してもよろしいですか?

○「お名前をお教えいただけますでしょうか。

「お名前」は頂戴できるものはないため「お名前を頂戴する」「お名前をいただく」という表現は正しくありません。「お電話番号」や「ご住所」も同様です。

◯◯でよろしかったでしょうか?

✕「以上でよろしかったでしょうか?」

○「以上でよろしいでしょうか。」

現在進行形であることを過去形で伝えると、相手の言ったことを疑うような印象を与えてしまいます。そのため、過去形を使わないのが正しい敬語です。

◯◯の形になる

✕「10分ほど、お待ちいただく形になります。」

○「10分ほど、お待ちいただきます。よろしいでしょうか。」

本来「形」は形状や外形をさす言葉です。そのため、形のないものには「◯◯の形」を使わずに、シンプルな言い回しにしたほうが良い印象になります。

また「大変申し訳ございませんが」など、謝罪の言葉を「お待ちいただきます」の前につけると、柔らかい表現になります。

◯◯と◯◯どちらにいたしますか?

「コーヒーと紅茶どちらにいたしますか?」

○「コーヒーと紅茶どちらになさいますか?」

「いたす」は謙譲語で、お客様に使うには失礼な言葉遣いになります。お客様にたずねる場合は尊敬語を使うのが適切なため、「する」の尊敬語の「なさる」が適切です。

電話対応や来客の際にも使うことが多い言葉遣いなので、正しい敬語で覚えましょう。

最後に

正しいビジネス敬語について、ご紹介しましたがいかがでしたか?

普段、会社などで無意識に正しいと思って使っていた敬語が、実は誤った敬語でお客様や上司に失礼な言葉遣いをしていた方もいるのではないでしょうか。

大事な場面で失敗をしないよう、正しい敬語を覚えていきましょう。

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この記事を書いた人

鈴木 翔太のアバター 鈴木 翔太 コールナビ事業責任者

出版社、ITの総合商社でのテレマ(アウトバウンド)経験を3年積んだのち、求人メディア・人材紹介事業の立ち上げ、運営に携わる。現在コールセンターに特化した求人サイト「コールナビ」事業の責任者として運営しています。

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