コールセンターって、どんなところ?
コールセンター経験者なら、インバウンド・アウトバウンド・テレアポ・テレマ・テレオペや、業界などから、だいたい何人くらいで、どんなシステムを使って、どんな感じで電話をしているか、おおよそのイメージはできると思いますが、コールセンター初心者の方だと、とにかく電話をかけまくる(又は受けまくる)くらいのイメージしかないかも知れません。
コールセンター業務は、会社や業界によって色々なやり方がありますが、潜在顧客リストに対して、片っ端から電話をかけまくる(架電)テレアポでは、2時間電話をかけて、10分間休憩など、電話営業をする時間と、休憩の時間のサンドイッチのようになっています。
ここで、仕事時間を気持ちよく過ごすことはもちろん、休憩時間も上手に使って自分自身をリフレッシュできる方法を見つけておくと良いでしょう。これは、パート・バイト・派遣社員・契約社員・正社員といった雇用形態に関わらず、抑えておきたいポイントとなります。
コールセンター業務では、喉を使います!
シフトにもよりますが、人によっては、1日のうち8時間業務とかになると、アナウンサーや声優といった、一般的に声を使う仕事と呼ばれている職業よりも、過酷な環境であったりします。
また、コールセンター業務もデスクワークでパソコンを使った仕事となりますので、肩こりや腰の痛みなどにも気を配る必要があるでしょう。
あと、これは場所にもよりますが、一つのオフィスに何十人もの人が入って、一斉に話をしていれば、空気がこもってくる場合もあります。ひょっとしたら、体臭や口臭が気になることもあるかも知れません。
コールセンターでの注意点
コールセンターでは、ヘッドセットを使って電話をかけているイメージがあると思いますが、電話をかける先は、一般の家庭が多いたいめ、個人情報を扱います。
ですから、携帯電話やスマホなど私物の持ち込みが制限されている場合があります。この時、個人用のカギがかかるロッカーがあると便利です。
コールセンターで欲しいものランキング
それでは、お待ちかねのコールセンターで欲しいものランキングです。
第1位:マスク
風邪をひいたとき(インフルエンザの時は、お休みしましょう)、花粉症やアレルギーが酷い時には、マスクは重宝します。コールセンターの仕事は喉のケアが大切です。冷房・暖房・エアコンで、空気は意外と乾燥しています。喉の状態をキープするために、普段からマスクを使っている方もいます。
あと、コールセンターのように室内の仕事だと、寝坊した場合などにノーメイクのまま来てしまう方、特に育児に忙しいママなどがいるそうですが、そんなときにもマスクがあると顔が半分隠れて便利だそうです。
第2位:ミネラルウォーター
しゃべりっぱなしの仕事は、意外と喉が渇くものです。講演会や国会の会議などで、テーブルの上に水がおいてあるのを見かけますが、喉が渇く前に水を飲んで潤しておくことが大切です。ジュースやお茶でもいいですが、やっぱり水は常備しておいた方が何かと便利です。
寒い冬の時期には、ケータイマグを用意して、そこに温かい飲み物などを入れておくのも良いでしょう。
第3位:喉ケアグッズ
やっぱり喉のケアということで、のど飴・トローチ・のどスプレー・うがい薬などがあります。喉の調子が良くないとき、のど飴もいいですが、うがい薬を使うのも効果的です。昼休みなど食事の後は、歯磨きをすることにより、口の中もすっきりした状態で、午後の仕事を始めることもできるでしょう。
第4位:扇風機、サーキュレーター
室内の仕事で、しかも大人数が一斉にしゃべる仕事だと、どうしても空気がこもってしまいがちです。もちろん、エアコンがついているので、ある程度は大丈夫なのですが、サーキュレーターを使って、空気をかきまぜてくれることで、エアコンの温度調整もスムーズに働きます。ただ、サーキュレーターは個人では設置できないので、会社にお願いするか、個人用の小さな扇風機を使うのがいいかも知れません。
第5位:加湿器、空気清浄機
エアコンで空気が乾燥しますので、マスクや、ミネラルウォーターを使うのが効果的ですが、加湿器を使って、湿度をコントロールするのも効果的です。特に、冬のインフルエンザが流行する時期では、温度だけでなく、湿度の管理もしっかりとしたいものです。
空気清浄機というと大げさですが、最近では小型のプラズマクラスターも出ていますので、効果的に使えば、乾燥防止と、美肌効果も期待できるかも知れません。
第6位:ストール、スウェットなどの上着
場所によっては、エアコンがきつくて、体を冷やしてしまうことがあります。でも、全体のことを考えると、エアコンの温度を上げられない。会社のエアコンを共有している場合、こんなことも多いかと思います。そんな時に備えて、ストールや、スウェットなどの上着を用意しておくといいでしょう。
第7位:ノート
個人的には、もっと上位にあってもいいかと思うのですが、研修のときのマニュアルや、スクリプトにかきこんでいる人も多いかも知れません。仕事のノウハウは、一人ひとり違ってきます。ですから、疑問に思ったこと、気になったことなど、ノートに書き足していきましょう。
個人ノートの持込や、書き込みをしてもOKかどうかは、念のため、SVなど現場の責任者に確認しておきましょう。
第8位:簡単な掃除キット
正社員、マネージャー、スーパーバイザーなどでは、自分の席が固定しているかも知れませんが、アルバイトやパートで、しかもシフト制の場合、自分の席が流動的になったり、他の方と共有したりする場合も考えられます。
簡単な掃除キットがあれば、自分の身の回りをきれいにできます。ウェットティッシュで、キーボード・マウス・ヘッドセット・デスクなどを奇麗にすると、気持ちよく仕事が始められますね。
第9位:個人用ロッカー
自席への荷物の持込が制限されている場合、私物はロッカーなどにしまっておく必要があります。最近はセキュリティーが厳しくなってきているので、携帯電話やスマホを鍵付きの個人用ロッカーにしまっておけるといいですね。
第10位:自分のお気に入りグッズ
コールセンターの仕事は、自分の状態管理が大切です。でも、ときに厳しいお客さんにあたってしまうこともあります。そんなとき、自分の感情をもとに戻してくれるものがあると、いいと思いませんか?小さな絵や写真、人によってはぬいぐるみやキャラクターグッズなど、コールセンターのルールに反しない範囲で、自分のお気に入りグッズを持ち込んでみてはいかがでしょうか。
番外編:ジュースやお弁当
コンビニや外の自動販売機に買いに行ってもいいのですが、オフィス内に冷蔵庫などがあって、そこから購入できると便利ですね。お弁当も配達してくれるところがあれば、活用するのもいいかも知れません。
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あって良かった!体験談
■マスク
朝、家を出るときは調子が良くても、途中から喉が痛くなることもあります。特に私の場合、喉が痛くなるのは、風邪のひき始めのサイン! できるだけ早くに治療をしたい。もしくは家に帰って休養したいのですが、その日の目標もあるので、なかなかそうもいきません。
そんなときは、マスクがあると、とりあえずこれ以上、喉が痛くなりにくいので助かっています。また、隣の席の人が、咳をたくさんしていると、こちらまで心配になってきますが、そんなときにもマスクを使って自衛しています。
■ミネラルウォーター
テレアポの仕事は、基本的に一日中ずっとしゃべりっぱなしの仕事なので、喉が渇きます。仕事中は何でもなくても、家に帰ると、喉が痛かったりすることもあります。こんな経験を何回かして、先輩に相談したら、ミネラルウォーターを常備しておくといいことを教えてくれました。ジュースやお茶だと、あまり飲めないし、ぬるくなってしまうと、美味しくなくなってしまいますが、水なら比較的大丈夫です。水をたくさん飲むことで、トイレが近くなるかと心配していましたが、しゃべることで、だいぶ乾燥するんですね。思ったほどトイレの回数は増えませんでした。
■うがい薬
朝起きたら、喉が痛い!でも今日はバイトが休めない。そんな時には、駅の売店で喉飴を購入してから行くのですが、喉が痛くなってから喉飴をなめても、ほとんど効果がないことが多いです。それよりも、うがい薬を使って、何回もうがいをする方が、喉の痛みが軽くなることが多いように感じます。喉飴もいいですが、うがい薬も常備しておくと、意外に便利であると思いました。
■扇風機、サーキュレーター
派遣社員として登録して、初めての配属先に向かった時、そこには大きな扇風機(サーキュレーター)がありました。最初は、なんでこんなものがあるんだろう? と不思議に思ったのですが、サーキュレーターのスイッチをONにして、空気をかき交ぜることで、意外と快適であることが多かったです。天井が高い場所や、コールセンター用に空調が設計されているビルやオフィスでは問題ないかも知れませんが、それ以外では、サーキュレーターを用意しておくといいかも知れません。
■ウェットティッシュ
私の職場では、毎回席が変わるので、当然ですが、パソコンやヘッドセットも違うものを使用します。みんなきれいに使ってはくれるのですが、何十時間、何百時間も使っているとそれなりに使用感も出てきます。それはそれで仕方がないことなのですが、個人的にはあまり気持ちよくないので、ウェットティッシュを使って、キーボード・マウス、ヘッドセットそして、机の上を拭いています。おすすめは、100円ショップで購入でるものです。安いので、遠慮なく使えるのが、ポイントです。
コールセンター業務の必需品・便利グッズ
体調管理グッズ
コールセンター業務では体調管理グッズが必要です。コールセンターでは冷暖房が聞いている環境かつ喉を使う業務であるため対策が必要になるからです。
たとえばのど飴や小さな加湿器、膝掛けや卓上扇風機などが挙げられます。体調管理グッズを必需品として、快適に業務を行いましょう。
デスク周り(整理・整頓)
コールセンターではデスク回りの整理整頓が必要です。電話対応の際に、メモやペンなど必要なものをすぐに取り出せるためです。
たとえば机の上が整理されておらず、お客様の話をメモできなかったということも起こり得ます。机の上を整理整頓していつでも快適に過ごせるようにしましょう。
リフレッシュ、ストレス解消グッズ
コールセンターでは気分転換になるグッズも必要です。電話対応が続き、ときにはクレームやお叱りを受けることでストレスが貯まることもあるからです。
ストレスが貯まったときには、リラックスできる香りを嗅ぐ、歯磨きをする、お気に入りの飲み物を飲んでリフレッシュするなどしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?コールセンターの環境は、職場によって異なってきますので、これら全てを揃えられるとは限りませんが、できる限り気持ちよく仕事ができるよう、工夫していきたいですね。面接の際、職場の環境についてはある程度確認することができますが、自分の中での優先順位については、予め決めておくのがいいでしょう。
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