おすすめコンテンツ

人材派遣や人材紹介を使って、人材を集めるメリット&デメリット

コールセンターを継続して運営するためには、どうしてもスタッフの数と質が重要になってきます。

しかしながら人材を募集し採用に至るまでには、お金も時間もかかり相当な負担となります。

そういった負担を軽減するための策の1つとして活用したいのが人材紹介や人材派遣のサービスです。一定数の人員を計画的に確保することで、採用活動の負担を少しでも軽くし、今後のコールセンター運用に活かしていきましょう。

目次

採用業務は大変!

コールセンターの規模にもよりますが、大抵のコールセンターは常に人手が足りない状況です。人員を大量に確保しようと思っても、人材募集にはお金と時間がかかります。

例えば、求人媒体に広告を掲載する場合、原稿用の文章や写真の準備、媒体業者とのやりとり、費用対効果の分析、面接設定、実際の面接…など採用業務って結構大変です。そんなときに活用したいのが人材紹介・人材派遣のサービスです。この2つ、何がどう違うのでしょう?

計画的な人員の確保ができる人材派遣サービス!

新しいコールセンターの拠点ができたり、新しい部署ができたりといった際、オープニングスタッフが必要になります。バイトの求人広告を出す際、「オープニングスタッフ募集」というのは結構人気のワードですが、オープニング時に必ず目標人数のスタッフが確保できるのか?となると、求人広告の募集だけだと採用担当の方は冷や汗ものですよね。

そんな時に活用したいのが人材派遣サービスです。

キホン知識

・派遣スタッフの雇用先は派遣元!

メリット

★必要な人数を確保してもらえる

求人募集をかけてゼロから人を集めるより、すでに派遣会社に登録している人材から適正な方を選ぶので、確実に人員を確保してもらえます。

★面接する手間が必要ない

これはデメリットにもなってしまうのですが、派遣スタッフの事前面接等は法律によって禁止されているので、企業側は面接することができません。

しかし、身元や技能については派遣会社の方で確認しているので、面接できないというよりは面接する必要がなく、採用コストの削減につながると捉えるのが自然です。

★経験者を確保しやすい

派遣会社への要望として、経験者を中心に人材を集めてもらうことも可能です。未経験の方よりも紹介料は高くなってしまいますが、その分研修などの教育コストもかかりませんので、即戦力が必要な場合は助かります。

★人員計画を立てやすい

派遣スタッフだと、契約期間が満了になれば更新するかしないかで人員の整理を行うことができます。

労働側からしたら嫌な話かもしれませんが、会社の経営状況にあわせて人員を整理できるのは企業側として必要なことです。また、労働者側からしても、なじめない労働環境だったら正社員よりも比較的辞めやすいことはメリットになります。

逆もまた、しかりで、派遣スタッフとして実力があれば正社員登用の可能性もあります。

企業側も採用コストをかけずに、実力がある正社員を確保できるのでお互いに良いお話ですよね。

デメリット

★面接ができない分、派遣業者への信頼が重要

先程もお話ししましたが、労働者派遣法により派遣先による事前面接等(派遣労働者を特定することを目的とする行為)は禁止されています。(紹介予定派遣を除く)

ですので、派遣会社による派遣先の企業への理解度が非常に重要です。企業のカラーや理念などを理解した上でそれにあった人材を選んでもらわなくてはいけません。

派遣会社の担当の方にも、派遣先の会社説明をできるようになってもらう必要があります。

※紹介予定派遣とは…正社員もしくは契約社員として派遣先に直接雇用されることを前提に、一定期間(最長6ヵ月)は派遣社員として就業するシステムです。

自社のメンバーを増やすきっかけを広げる!人材紹介サービス!

「日商簿記1級取得者」「デザイナー歴5年以上の経験者」など、専門的な資格や技能をもっている人材が必要な場合、または会社に新しい風を吹き込んでくれそうな優秀な人材が欲しい場合、頼りになるのが人材紹介のサービスです。

大きく分けて「完全成功報酬型」と「固定報酬型」があります。前者だと前払い金などが不要で、採用に至った場合のみ紹介手数料を支払います。後者では逆に前払い金を元に候補者を探すため、前者より条件のマッチした人材を採用できる可能性が高いです。

キホン知識

・自社雇用したい人材を紹介してもらう

メリット

★実力ある人材を効率よく採用できるチャンスがある

求人媒体で行う採用が浅く広い募集だとするならば、人材紹介サービスは狭く深い募集です。求めている人材を効率よく採用できるチャンスがあります。採用に関する広告費や人件費などのコスト削減にもつながります。

★どんな人材が欲しいのか明確にするきっかけになる

採用エージェントに、会社の求めている人物像やスキル、活躍してほしい仕事内容等を説明しなくてはいけないので、どんな人材が会社に必要なのかが明確になります。今後の会社の方針にも関わる部分なので、必要なペルソナを設定することは重要です。

★一般には非公開で採用活動が可能!

新しい事業に向けた人材の募集を大々的にしてしまうと、競合他社に事業計画などが筒抜けになってしまうかもしれません。内密に済ませたい採用活動も人材紹介サービスを使えば、一般には非公開で行えます。

★ミスマッチを可能な限りゼロへ!

採用に関しての損失で大きいのは入社後のミスマッチです。入社したはいいがなんとなく合わない…という理由で、すぐ辞められてしまっては、それまでの採用コストがすべて水の泡です。定着率が低いというのも企業イメージ的によくありません。

ですが採用時、求職者と採用担当者の間に第三者である転職エージェントも入ることで、こういったミスマッチを防げる可能性が高いです。

デメリット

★費用対があうのかは入社後にしかわからない

人材紹介を使っての採用は、多くの場合、求人媒体などを使った際の1人あたりの採用単価よりは高くなります。ですが、採用にかかる無駄な時間やコストは軽減でき、会社にとってより利益をもたらすような優秀な人材を確保できる可能性が高いので、一概に「高すぎる!」とは判断できかねます。

しかしながら、高い能力を買われて入社に至り、実際は思うような働きができていないとなると、費用対は厳しいことになります。どのような人であれ、実際の能力は入社後にしか分かりません。

人材派遣&人材紹介のメリット・デメリットまとめ

人材派遣

必要数のスタッフを用意してもらえる。直接雇用ではないので企業側の人員リスクが無い。

メリット

★必要な人数を確保してもらえる

★面接する手間が必要ない

★経験者を確保しやすい

★人員計画を立てやすい

デメリット

★面接ができない分、派遣業者への信頼が重要

人材紹介

自社雇用したい優秀な人材を紹介してもらうサービス。ニーズにあった効率的な採用が期待できる。

メリット

★実力ある人材を効率よく採用できるチャンスがある

★どんな人材が欲しいのか明確にするきっかけになる

★一般には非公開で採用活動が可能!

★ミスマッチを可能な限りゼロへ!

デメリット

★費用対があうのかは入社後にしかわからない

採用の仕事をしているのなら必ずお世話になる人材系のサービス。

これらをうまく活用して、採用コストの削減に取り組んでみてはいかがでしょう?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次