日々、忙しいことの多い現代人。日々の生活を送っていると疲れがたまって来ますよね?その日の疲れはその日の内にリセットしてしまいたいもの。自宅でちょっとした工夫をすることで上手にリラックスができたら良いですよね?
そこで今回はリラックスできる入浴法についてお伝えします。
リラックスできるお風呂の適温は?
38度~40度(夏なら38度、冬なら40度位)のちょっとぬるめのお湯がオススメです。
人間の自律神経には2種類の交感神経があります。活発に活動している時には交感神経が優位に働き、反対にリラックスしている時には副交感神経が強く働きます。普段は交感神経と副交感神経が拮抗して働いていますが、入浴中どちらが優位に働くかはお湯の温度に左右されるのです。
40度までなら副交感神経が刺激され心臓の動きを抑制し脈拍を減らし、筋肉を弛緩させ心身共にリラックスできます。一方で40度以上になると交感神経を刺激し身体をシャキッとさせる効果があり、新陳代謝を促し活発になります。寝る前の高温浴は目を覚ましてしまうため逆効果です。
入浴のタイミングについて
副交感神経を優位にした状態で布団に入ると快適に眠ることができます。目安は眠る1時間前。寝る時間の1時間前にはお風呂に入り、あがったら30分から1時間後には布団に入るようにしましょう。寝付きがよくなり眠りも深くなるので、質の良い睡眠をとることができます。
食後すぐは身体に負担がかかるので避けましょう。入浴中は血液が身体の表面に集まるため、胃腸の血液循環が悪くなります。食事の前後30分は消化不良を起こしてしまいますよ!
言うまでもないですが、飲酒後の入浴は止めましょう!転んだり、お風呂に溺れてしまったりする原因となります。酔いが醒めてから入るようにしましょう。サザエさんのエンディングで露天風呂に入りながら桶に徳利とお猪口を入れて1杯なんてシーンがありますが、健康のことを考えるとあまりオススメできません。波平さんがお風呂場でステンと転ぶのが目に浮かぶのはきっと私だけではないはず!ちょっとやってみたいという気もしますが、リラックス効果の前に危険なのでオススメはできません。
水分をコップ1杯摂ってからお風呂に入るようにしましょう。
入浴の前後それぞれにコップ1杯のお水を摂るようにしましょう。入浴前のお水はお風呂に入って大量に汗をかき、脱水症状になることを防いでくれます。入浴後は失った水分をしっかりと補給するようにしましょう。
どれくらいの長さ入浴するのが良いの?
身体を芯からあたため、リラックスするためには20~30分の入浴がオススメです。ゆっくりと身体をあたためましょう。あんまり長くお風呂に入っているのは苦手という人は、お風呂に入るのと、身体や髪を洗う、を交互にしてみてください。1度に長く入らなくとも同じ効果が見込めます。音楽を効いたり、湯船につかりマッサージをしたりすると時間を有効に使えるし、リラックスしやすいですね。
お風呂の3つの効果
・血行促進効果
お風呂に入ると温熱により皮膚の毛細血管が広がり、血の巡りが良くなります。血行が良くなるので栄養や酸素が全身に運ばれ疲労回復につながります。体温の調整をしようと汗をかくことで老廃物や疲労物質が排出されるため、コリや疲れも和らぎます。筋肉の柔軟性を高めてくれる効果もあります。
・水圧によるマッサージ効果
湯船に浸かると全身に水圧を受ける事になります。お湯に全身を浸かると胸囲が3~5cm縮むとも言われています。この水圧により下半身にたまった血液が心臓へと戻り血液の流れがよくなるため、むくみの解消につながります。心臓の動きやリンパの流れもよくなるので循環器系や心肺機能の改善にもつながると言われています。
また、お風呂に入ることで毛穴が開き、汚れが落ちやすくなるので身体を清潔に保ちやすくなるという効果や水圧による程良いマッサージ効果で筋力の維持や増強につながるという効果もあります。
・浮力によるリラックス効果
水中では浮力が働くため、お湯につかると重力は約10分の1になります。通常起きている時に体重を支えているおしりや腰なども体重の負担が軽減するため心身ともにリラックスすることができるのです。
まとめ
お湯をためるのが面倒だとシャワーで済ませていませんか?一人暮らしや人数の少ない家庭ではいちいちお湯をためるのは面倒と感じる日人も多いのではないでしょうか。でもそんな理由で入浴しないと決めていては勿体ないです!入浴にはご紹介したようにたくさんの効果が見込めます。ストレス発散のために旅行の計画や、外食の予定を立てるのも良いですが、入浴するだけでもっと手軽にリラックスできます。お風呂の効果を今一度見直して、半年に1度の旅行ではなく毎日リラックスできる時間を手に入れてはいかがでしょう?
リラックスして日々の疲れはその日の内にリセット!お風呂でさっぱりとした心と身体で毎日お仕事がんばりましょう!
この他にも本サイトではストレス発散方法やリラックスの方法についてご紹介しています。
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