- <目次>
- 1.インセンティブとは?
- 2.コールセンターのインセンティブってどういう仕組み?
- 3.インセンティブをより多く獲得したい場合は、アウトバウンド型。
- 4. いくらくらい貰えるの?
- 5. インセンティブのメリット・デメリット
- 6.最後に
1. インセンティブとは?
インセンティブとは英語で “incentive”と書きます。名詞の意味としては「刺激・動機・奨学金」、形容詞の意味としては“意欲をかき立てる要因を広く指す語”となります。日本の意味としては、特に文脈の中で「動機付け」もしくは「見返り」に近いニュアンスで用いられることも多いようです。
参考ページ:実用日本語表現辞典
それでは、コールセンターで良く聞く「インセンティブ」とは、何を意味するのでしょうか?
2.コールセンターのインセンティブってどういう仕組み?
コールセンターにおけるインセンティブとは、決められた期間の中で、良い成績を収めたスタッフを対象に、給与以外に報酬や賞品を与えることです。
基本給とは別の報酬になるので、こういった制度があることで、スタッフのモチベーションの向上や競争意識を芽生えさせ、実績を上げることが主な狙いです。
3.インセンティブをより多く獲得したい場合は、アウトバウンド型。
コールセンターには、オペレーターとしてお客様の電話対応をする業務の中にも2つの種類があります。
●電話を掛けるコールセンター=アウトバウンド
お客様に対し、電話をかけながら営業をかけていくコールセンターを、一般的にアウトバウンド型と言います。個人・法人問わず電話で商材や新サービスについて紹介・案内していきます。
アウトバウンド型コールセンターの仕事を探したい方はこちらをご覧ください。
●お客様の問い合わせに対応するコールセンター=インバウンド型
ヘルプデスクという名前を聞いたことがある方も多いと思います。サポートデスク、ヘルプデスク、お問い合わせ窓口、お客様窓口などと呼ばれるコールセンターは、すでにお取引のあるお客様や検討中のお客様に対して、電話口で対応するオペレーター業務=インバウンド型 を主業務としています。
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4.いくらくらい貰えるの?
インセンティブの基準はコールセンターによってさまざま。コールセンターが扱う商材やサービスによっても異なります。 1件ごとに数円単位で貰えるものや、売り上げの数%を貰えるもの、期間内に目標を達成したら貰えるもの、あるいはある一定の成績以上なら金一封が貰える…などコールセンターごとに、独自の制度があるところがほとんどです。
一概に「いくらくらい貰える」という指標はなかなか出すことができませんが、人によってはインセンティブだけで数十万円稼ぐ方もいらっしゃるようです。 上記でも書いた通り、インセンティブをたくさんもらって、稼ぎたい! と思う方は、断然アウトバンドのお仕事がオススメです。アウトバウンドはインセンティブを多く払うことで売り上げを出す仕組みになっているので、稼ぐことを目的にしている方は、アウトバウンド系を探してみましょう。
5.インセンティブのメリット・デメリット
●インセンティブのメリット
件数などインセンティブ条件を達成することができれば、どんどん稼げますので、やりがいと報酬を得たい方にはおすすめ。自分のトークスキルや知識量が増えてくれば、やればやるだけ件数も獲れてくるようになるので、自分の成長=報酬UPが味わえるのがインセンティブの醍醐味です。
●インセンティブのデメリット
インセンティブの報酬に気を取られてお仕事を決めてしまうと、成績がなかなか上がらなかったとき辛い思いをしてしまうかも!?コールセンター自体が高時給のお仕事なので、あくまでインセンティブは基本給についてくる+αのボーナス的な感覚だと思っておくと、丁度よいかもしれません。
6.最後に
コールセンター業界におけるインセンティブの仕組みについて理解いただけましたでしょうか?今回ご紹介したインセンティブに関しては、ごく一部です。 会社や扱う商材、インバウンド or アウトバウンドによっても異なるので、コールセンターで働くことに興味がある方は、すぐに決めずに、いくらぐらい稼ぎたいか、実際自分に合う商材は何かなど、積極的に面接などでヒアリング=情報収集してから入社するといいかもしれません。
また、昨今のコールセンター業界は、人手不足で入社するだけでお祝い金がもらえる制度もあります。そのあたりもよくよくチェックしてみてはいかがでしょうか?